以前のように仕事を続けられない苦しみをどうするか
更新日:8月7日
大学を卒業してから、合計で約10年間、企業で会社員として働いていました。個性豊かな人たちに囲まれながら、毎月決まったお給料をもらって、そこそこの評価ももらうことができました。
それ以上に、私が会社員として最も良かったと思うことが、これです。
「職業はなんですか?」
「会社員です」
この一言で、あらゆる信用が保障される。
仕事を辞めてから、その「会社員です」をどんなに渇望したことか。駐在生活を機に、家庭に入ってから、この一言に代わるものが見つけられませんでした。
だから、会社員という誰もが知る立場に、いつかもう一度戻りたい。その思いが消えませんでした。
ですから、また仕事をしようと思ったときに最初に考えたのは、もちろん企業に所属することです。しかし、いくら自由の国アメリカ&リモートワークとは言え、拘束時間が長い。
長年、子育てをしている身としては、例えば、朝9時から5時の間を仕事に拘束されるのは、あまりにも変化が大きい。
運良く理解ある企業に入れたとして、今度は夫の次の移動がいつ来るのか。日本への本帰国はいつか。その時は、またキャリアが途切れる…
という悩みが浮上。そこで、就職する、仕事をすることが、ものすごく高い壁に感じてしまいました。
以前と同じ条件で働きたいと思っても、時間、体力、気持ちがついていかない。
私はその考えからずっと動けず、ときには、夫の海外駐在や子供の存在を疎ましく思うことさえありました。
でも、違いました。
様々なことがついていかない要因は、私自身が「今の状態を保ちたい」と思っているからだったのです。
そのことに気づいたとき、ようやく考え方を変えることができました。
では、今の家庭の状態を保ちながら、どんな条件だったら心穏やかに働けるのか。そこまでの大きな変化がなく、仕事をするにはどうしたらいいか。
それがフリーランス、つまり自分で全てを采配できる働き方でした。次のステージに行くには、企業で働くというこだわりを捨てるしかない。
やっと、そこに行きついたのです。
企業にこだわっていたときには、募集要項を見て「私にできるか、できないか」という観点で考えていました。
それがこだわりを捨てると、自分の資質や強みといった、もっと内面から出る感覚ー
好きか、嫌いか
やりたいかわやりたくないか
ーそんな基準で仕事を探せるようになってきました。
そして目に留まったのがコーチングで、今に至ることができたのです。