駐在生活でやりたいことがわからない時は
- 2022年2月12日
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夫と2人の駐在生活が始まった時、それまで会社員として1日のほとんどを仕事に費やしていた毎日が、突然「自由」になりました。
言葉の通じない国で、知り合いもいない。自分の希望できたわけでもない場所で、たった1人の自由。
この自由が、それはそれは辛い時間となったのです。多忙の夫を横目に、パソコンを抱いて引きこもる日々。
これではいかんと勇気を振り絞って、語学、学校、友人作り、買い物、旅行、食べ歩き、ヨガスポーツジム…とにかく自由な時間を充実させようと必死でした。でも、いつも頭に浮かぶのは「これが本当に私のやりたいことなのだろうか」と言う疑問だったのです。
今回は「駐在生活でのやりたいこと」についてお伝えします。
結論から言うと、やりたいことは「探す」と「創る」の両輪を回そうということです。
私が駐在生活でやりたいこと探しに苦戦した理由は、2つあります。
1つは、自分自身が何をしていたら、満足できるのかがわからなかったからです。「自分を満たす要素」がわからない。だから、何をしてもやる気が続かず、また、次の何かを探さなくてはならないのでした。
2つ目は、その場所での生活が突然終わるからでした。ようやく楽しいことを見つけて軌道に乗ってきたところで、夫の次の辞令が出る。
私が築き上げたささやかな世界は、そこで唐突に幕を閉じてしまうのです。その場所と人だからこそできていたことを新天地でもやろうとは思えず、やりたいこと探しが振り出しに戻りました。
もし、同じように感じている方がいたら、このように考えてみてください。
その国ならではの語学や文化など、自分が興味のあることを検索して、チャレンジするのはとても素晴らしいことです。各国でのすべての時間と出会いは、何にも変えがたい貴重な経験である事は確かだからです。
大切なのは、それと同時にやりたいことを「創り出す」ことです。
駐在生活は、日常を一気にひっくり返します。となると、私たちのやりたいことは環境に左右されず、いつどこでも、自分の内面を満たせるものであって欲しい。それは、自分しか「創り出す」ことができないものです。
そのためには、まず「自分自身が満たされる条件」を知っておく必要があります。
まずは、このように聞いてみましょう。
「自分はどんな時に幸せだと感じるか」。
その幸せを感じるには、どのような状況であればいいのか。その状況を創り出すには、何をどうしたらいいのか。そのためには…自分の幸せについてしっかりと考えてみるのです。
その中に、駐在生活の変化に左右されない「あなただけの条件」が出てくることでしょう。その条件がはっきりしたときに、あなたは気づくはずです。
それは、駐在生活でやりたいことにとどまらない「人生そのものに対する幸せの条件」だということに。
それがわかっていれば、もうあなたはどこで何をして、いても大丈夫。