駐在生活で嫉妬にかられた時にやること
- 2022年2月8日
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駐在生活に関わらず、人間には「嫉妬」という感情があります。
私自身も、この嫉妬に幾度となく心乱されてきました。
特に駐在生活では、「駐在妻」という特殊なカテゴリーに属しながら、様々な条件を「人と比べる」ことで、落ち込んだり、自分を責めたり、相手に対してはらわた煮えくりかえる思いを抱いたりと、心の中でのたうち回ったのです。
私の場合は、例えば、語学学校の留学生に対して「若い頃から海外に留学して、前途有望でいいな」。現地採用で働く人に対して「海外で働けていいな」。夫に対して、「海外で、社内で、人から必要とされていいな」。
そして、「それに比べて私なんて…」となるのです。
結論から言うと、嫉妬の裏には二つのことが隠れています。
それは、「過去」と「思い込み」です。
まずは、こう考えてください。
「なぜ、私はあの人に嫉妬の感情を抱くのだろう?」
私が留学生や現地採用の人や、夫に抱いた嫉妬は、「自由」「仕事」「他者からの承認」が、駐在妻である自分にはないと感じていたからです。
しかし、この感情を突き詰めると、私が嫉妬を感じていたのは、全く違うものでした。
それは、彼らの「勇気」「決断力」「柔軟性」だったのです。
私は小さい頃から、人とは違う人生を送ることに憧れていました。
私にとって留学や海外就職は、まさに「人とは違う人生」の象徴だったのです。
でも、自分にはその勇気もなく、決断もできず、人とは違うことをしてみようという柔軟性もなく、今日まで来てしまった。
これが、嫉妬の裏にある「過去」です。
しかし、今思えば、これは私の目から見た留学生像、海外就職像です。
彼らも、自国に帰りたいという気持ちと戦っていたり、その選択が正しかったのか迷いがあったり、今の自分に必ずしも満足しているとは限らないのです。
結局、私は「ああいう人は、きっとこうだろう」という自分のイメージに対して、嫉妬していたとも言えるのです。
これが、ふたつ目の「思い込み」です。
今回お伝えしたいのは、誰かに嫉妬しているときにこそ、自分の「過去」と「思い込み」が浮き彫りになる、ということです。
自分が引きずっている過去の後悔や引け目、あるいは、自分の限られた経験やイメージで作られた思い込みが、嫉妬いう感情を連れてきている。
そう考えると、嫉妬は「自分の心の整理」の問題なのです。
相手に振り回されず、自分の心を大切に見てあげましょう。
自分自身が納得できるまで、過去や思い込みと向き合うことで、今日まで頑張ってきた自分自身に誇りを持つことができますよ。