あの時の私へ①
更新日:6 日前
2024年刊行『駐在妻をあなどるなかれ』の一節と、あの時の自分へ、今の私から綴る言葉。
ー理想の自分と、現実の自分が違いすぎるのです。だから、駐在妻であり専業主婦の自分を「夢を叶えられなかった負け組」と感じて、いつも自分に負い目がありました。しかし、本当は、「理想」ではなく「希望」にフォーカスしたときに、人は本領を発揮できると知ったのです。
『駐在妻をあなどるなかれ』本文より
【あの時の私へ】
人生を勝ちと負けのどちらかに分けるのは、
白か黒かを決めたがる自分の性格もあるのかもしれない。
勝ち組と負け組、という言葉も時代を感じるね。
私が生きてきた時代の象徴的な言葉でもあるし、
自分自身の未熟さもあるのかもしれない。
だって、人生は続いていくのだから。
勝ったと思っても、
それを維持しようと固執するとつらい。
負けたと思っても、
そこから気づいたことで別の道が開けたりする。
今は、それを知っている。
知っているだけで、ちょっと肩の力が抜ける。
それにしても、
地道に生きてきた自分に
「負け組」のレッテルを貼ってしまうなんて、
自分に失礼すぎるよ、私。
そんなレッテル、破って捨てちまえ。
なーんて、
あの時の自分を叱れるのは、私だけ。
自分のことを褒めるのも、叱るのも、
私だけの特権。
他人にその特権を、渡すまじ。