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あの時の私へ②

8月31日
読了時間: 1分

更新日:6 日前

2024年刊行『駐在妻をあなどるなかれ』の一節と、あの時の自分へ、今の私から綴る言葉。


ー「本帰国」は私たちを少なからず動揺させます。

日本での生活を想像すると、それまで格闘していた海外生活が終わることが急に口惜しくなったり、怖くなったりするからです。もちろん、ホッとする気持ちもありますが、それ以上に「海外生活で私が得たものが形になっていない」という焦りが湧き上がるのです。


『駐在妻をあなどるなかれ』本文より




【あの時の私へ】


私にとって

得たものを形にするとは

どのようなことなのか。


それをもっと

考えればよかったね。


あの時は

何かはっきりと目に見えるようなものを

他人の前に置けるようにすることで


形になったと言える、と思っていた。


海外生活で得たものは

もともと形を持っていない。


日常生活を外国で送ること。


その中で

揺れる心と格闘しながら


今日も眠りにつけること。


そうやって積み重ねた時間が

今の私なんだよね。


今の私には、

全てがつまってる。


この私で

十分に伝わるはずだ。


今日まで続いた海外生活で

得てきたものが。




 
 

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